友人や恋人にお金を貸すべきなのか | あなたはまだ、不必要な借金返済に苦しみ続けますか。

友人や恋人にお金を貸すべきなのか

今回は、「友人や恋人にお金を貸すべきか?」と、言うことについて考えて見ます。



もちろん私は、絶対に「貸すべきではない。」という考えです。
人間関係にお金を介在させて、うまく行ったという話をきいたことがありません。


逆に、お金を貸して「関係」が壊れたということは、よく聞きます。
つまり、お金を貸した時点で、親友であれ、恋人であれ、その関係が終わる。
と、知らなければなりません。


どうしても、「お金」が必要で、その「お金」が無いと、例えば「生命」にかかわるとか言う場合(例えば病気とかなど)を除いて、お金は貸すべきではないのです。



とくに、「借金の問題」「仕事の資金繰り」などの理由でお金を貸すことは、絶対止めるべきです。


今は、とても「借金」が簡単に出来る世の中になりました。
クレジットカードだけで、何十万円も現金が引き出せます。もちろん、複数契約することも可能です。
銀行窓口でも、借金を申し込めますし、インターネットや、郵送でも、色んな「借金」が可能です。

銀行系も含め、貸金業者は、どんどん広告していますので、情報も町には溢れています。
クレジットがいっぱいになったら、消費者金融もあります。

窓口に行かなくても「無人コーナー」で、30分もあれば、数十万円を貸してくれます。
とにかく、借りようと思えば、いくらでも簡単に、快く貸してくれる世の中のです。

高額の買い物も、テレビショッピングも、全部クレジットを申し込めます。


それなのに、あなたに「借金」を申し込むと言う事は、それらの業者を既に、使い果たしていると考えるのが妥当です。


あなたに「貸してもらうより」はるかに「簡単に、気を使うことなく、喜んで、笑顔で」貸してくれる先があるのにもかかわらず、わざわざ「気を使い、言い出しにくく、恥ずかしく、暗い顔になる」あなたに、それでも言わなくてはならないという事情を読み取るべきなのです。



つまりもう、何処も「貸してくれなくなっている」という実体です。
多分、多額の借金を抱えているとか、長期に延滞しているか、金額が途方も無く大きいか、いずれかの理由を考えなくてはならないのです。

あなたが資産家で、無尽蔵に貸し続けることが可能で、必ず救える自信があるなら話は別ですが、彼女のために「なけなしのお金」を差し出すというなら、そのお金が「無駄」になったとき、その悲しみ、辛さがあなたの人生を狂わせることのないようにしなければいけません。


もし、それでも、そういう人にお金を出してやろうと言うのなら、止めたりはしませんが、その場合は「帰って来なくてもいい」金額だけを貸すべきです。



お金は差し出してしまえ、ということですが、差し出せない金額や相手なら、やめておくべきなのです。

「それでは相手を甘やかす。あくまでカタチは借金にしたい」

と、いうこともありますが、貸すほうとしては、最終的には「返ってこなくても仕方ない」という覚悟が必要だと言うことです。



親友や恋人のために、自分が借金するなどというのはとても危険です。

そのことは前回に書きましたので、これ以上は言いませんが、「借金」を「借金」で解決するということが、そもそも「考え違い」ということを解ってください。
「ただお金を貸す」だけの行為は、無駄になる可能性がとても高いのです。



で、


貸した後に、返してもらえなくて、人間関係が壊れてしまった場合、いつまでもその関係を引きずるのはどうかと思います。

そんなやつに「貸してしまった」自分を深く反省し、早く忘れて「次の人生」を歩む方を、私なら選びます。なぜ、そんな人にお金を貸してしまったのか、自分に『邪(よこしま)な』考えが無かったのか、よく反省して下さい。



「親友や、彼女に、『貸して』と言われて断れないよ。」
というのは、「かっこつけたい」という、見得じゃないですか?

「かっこつけ費」に、「なけなしのお金+目いっぱいの借金」?
あまりにも「愚か」な考えですよ。




回収を職業とした場合は、相手に裏切られたとしてもそんなに辛くもないのですが、個人的な貸し借りで、相手が親友とか恋人だった人の場合、それはとてもキズつきます。

何年もその関係を引きずってズタズタになったところで、それによって精神的に成長させてもらったなどと考えられますか?

あまりにも「お粗末」な考え方としか思えません。



人間を成長させるのは、「感動」や「情熱」であって、決して「苦労」や「貧乏」などと考えるべきではありません。

それではあまりにも悲し過ぎるのではないでしょうか?




「忘れろ」と、簡単に言ったつもりは毛頭ありません。

苦しくても、忘れるべき」なのです。

辛くても、辛くても、辛くても、辛くても、です。


「感動」や「情熱」あふれる場所でこそ、苦労し甲斐もあると思います。





彼女のためにも、一時、忘れる方がいいのではと、思えて仕方ありません。








追伸



もう一度言います。

あなたを苦しみから解放しようとだけ、思って言っているのではありません。


彼女の方も、その方がいいのです。
あなたが始終監視していないと、彼女はおかしくなるのですか?

あなたが忘れてしまうと、返済を平気で放置する。あなたが選んで「人生を賭けた」女は、そんな女性なのですか?

よく考えてみて下さい。


大人になれと言っていません。
むしろ、大人にならずに、苦しめ、


そう言っています。