最後の電話
前回は、保証人になって欲しい。
との、申し出を拒絶しました。
もう、電話はないだろうと思っていました。
ところが、またまた電話。
前回電話を切る直前に、「いろいろお世話になりました。」
と、言って一方的に切っておきながら。
しかも、休日の昼間にです。
家族と一緒のときに、お金の話など出来るわけもありません。
しかも、相手が女性なら妻にヘンな関係を勘ぐられ、迷惑です。
これまでにも、何度も休日に電話が入るので、家族と一緒のときは遠慮して欲しいと、何度も言っているのですが、自分のことしか頭に無い様で、言葉では「お休みのところ・・・」などといっているのですが、おかまいなしに電話して来ます。困ったものです。
今回も、驚くべき相談でした。
以前に、何回かだけ会ったことのある、私の友人の電話番号を教えて欲しいとのことでした。
以前聞いていた携帯の番号にかけると、別の人が出る。と、言うことです。
彼女から、口コミ系のビジネスを勧誘されて、お付き合いしたときに、私が誘った私の友人です。
一度、数人で食事を一緒にした程度の、ほとんど、話したこともない私の友人に、何を相談しようと言うのでしょうか?
こんな、すれ違い程度の薄い関係の人にまで相談しようという、切羽詰まった状況のようです。
それを、私に聞いてくる無神経さです。
相談する内容は明白で、
「借金の申し込み」か、
「保証人の依頼」でしょう。
そんなこと、させられるわけがありません。
この女、もはや、末期的症状です。
もしかしたら、「やみ金」へも行っているのかな?
お金を借りるためなら、もう何でもやってしまいそうです。
私の友人にそんな電話してもらっても困りますので、
もちろん断わりました。
最初から期待していたわけではないでしょうが、力なく、電話は切れました。
お金の悩みを抱いている方に忠告です。このように
「お金を借りて解決しようとしないで下さい。」
お金を借りることは、問題の先送りに過ぎません。
かえるべきは「考え方」そのものです。
こんなにまで追い詰められたら、もうあきらめるべきです。
そうしないと、あなたが大切にしている友達も、信用も、そして財産も、全て無くしてしまいます。
彼女の場合、住宅ローンの支払いが出来なくなって、このような「道」に入ってしまったのですが、もっと早くに「手」を打っていれば、解決できる道はあったはずです。
すでに40才を越えてしまって、これからどうするのでしょう。
何とかしてあげたいですが、もう私の手に負えません。
彼女にもそう伝えました。
何しろ、全然言うこと聞きませんので・・・・。
残念です。
だから今度こそ、電話はこれが最後だと思っていましたが。
さきほど、またまた電話が・・・・・・。
これまた、驚くべき内容でした。
この件は、次回にお話します。